お散歩ユニット「明日も一万歩」 。世界一周の旅を終え、大阪にて社会生活リハビリ中。
by ashiichi
<   2014年 11月 ( 11 )   > この月の画像一覧
Santiago de Compostera
2014年7月4日(金)
歩いた距離:0km 合計:795.5km

町外れのホテルでぐっすり休む。
今日はもう、歩かなくてもいい。
なのに、いそいそと8時ごろには出かけるM子さんと私。

目的地は、昨日、M男さんとお茶をしたパラドール。

巡礼者の特権
証明書を手にして3日以内、
毎食 先着10名に限り、
巡礼者はパラドールのまかないご飯を無料でいただくことができます。

この、嘘か真か不確かな情報をもとに、いそいそと…。

結果、真でこざいました。
b0206598_2137147.jpg

しかも、みなさん、昼か夜に狙うのか
朝ごはんは私たち2人だけ。
パラドールの従業員口から入り、厨房に通されます。
お金を払えばパラドールには泊まれるけど、
この裏舞台はなかなか見られるものじゃない。テンション上がります。
b0206598_21374589.jpg

そして、お昼には、巡礼者のためのミサに出席。
以前は、一人ひとり名前が読み上げられていたそうだけれど、今はありません。(残念)
ミサの内容は、何を言ってるのかさっぱりわからないけど、
歩ききった達成感で、もう、感動…
b0206598_21383375.jpg

しそうなのに、隣の子供がかわいくて仕方が無い。
賛美歌が歌われるたびに、「上手にできました」の拍手をしてくれる。それに、隣の東洋人が気になる様子。
ミサの終わりには、近くの人と握手をするんだけど、
もちろん、彼とも握手。かわいいなぁ。

午後には、このカミーノの大切な目的。
「ヤコブ様のお墓参り」をササッと。
それよりも、私にとって重要なのは、あのリボンです。
ヘージンから預かったあのリボンを、彼女の希望通り、カテドラルに残します。
途中で無念のリタイヤをした彼女。
いつか、もう一度歩き始める日が来ますように。

この写真を彼女に送ると、
「あの時会えたのがユキコでよかった」と英語が苦手な彼女からのメール。
なんて嬉しい言葉なんだろう。
b0206598_2139204.jpg

いろんな人に助けられて歩いたこの道。
毎日少しずつ、
本当にサンティアゴまで歩けるんだろうか?と不安になりながら歩いたこの道。
一歩一歩 歩けば、いつかたどり着ける。
それを頭ではなく、体で覚えた、この達成感。
今なら私、何だってできそうな気がするなぁ。

そして何より、この達成感をM子さんと分かち合えたこと。
すごく、嬉しく思います。

以上。
ユキコ自己満足の「カミーノ日記:フランス人の道」は終了です。
[PR]
by ashiichi | 2014-11-26 08:00
Santa Irene → Santiago de Compostera
2014年7月3日(木) 42日目
歩いた距離:22.8km 合計:795.5km

今朝は、彼とラブラブコール中のM子さんを置いて一人で出発。
歩き出して10分で、もう列をなしてる感じ。サンティアゴはもう間近。
2回目をしているところでM子さんと合流。
サクランボを買って、食べながら歩きます。
食べて、種は道に捨てる。
そうすると、ヘンゼルとグレーテルのような気分になるのです。
これまでも、
「あれ?道を間違えたかな?」と思ったときに
この誰かの落としたサクランボの種に導いていただきました。
b0206598_21305751.jpg

そして、そんな風に導かれるのも、
自分の影を見ながら歩くのも、
今日で最後。
長かった、私のカミーノがとうとう終わります。
b0206598_2130371.jpg

サンティアゴの街中に入ると、あちらこちらに巡礼者。
ほとんどの人たちが30日前後で歩ききる、このフランス人の道。
42日もかけて歩いたので、私の知っている人はもうこの町には残っていません…。

そう思っていたのに、バッタリ、ベアトリスと再会。
彼女とはレオン到着前によく顔を合わせていました。
フィニステーらまで歩いて、昨日、サンティアゴに戻ってきたそう。
そして、町の中をブラブラしていると、南アフリカ人親子の息子、クリストファーを発見。
そして、そして、
カテドラルの前で到着の喜びを表現すべく、記念撮影をしているところにアナが登場!
頑張り屋さんのアナは、昨日ゴールをしていたそう。
嬉しい、嬉しい。
b0206598_21323786.jpg

巡礼証明書をもらうべく、巡礼事務所の列に並んでいるときには、M男さんがふらりと登場。
私たちが今日到着と知って、いるんじゃないかと見に来てくれました。相変わらず優しい。
この道を歩ききった、自分たちを祝して、M男さんがパラドールにご招待してくださいました。
パラドールのカフェでコーヒーを飲む。
b0206598_21313330.jpg

今日は「嬉しい」以外の言葉が見つからない。
[PR]
by ashiichi | 2014-11-24 08:00 | カミーノ日記
Castaneda → Santa Irene
2014年7月2日(水) 41日目
歩いた距離:22.4km 合計:772.7km

あぁ、2段ベッドじゃないって、いびきが聞こえないって、幸せ!
ぐっすり眠れた。
雨が降りそうな中、レインジャケットを防寒具代わりに歩き出す。
b0206598_21244884.jpg

ゴール間近だからか、「Buen Camimo」と言う人たちの笑顔が清々しい。私たちも、誇らしげに「Buen Camono!」
気分も体調もいいはずなのに、やっぱり距離が出ない。
2時頃、M子さんのガイドブックに載っていた人気のレストランに到着。だけど、混んでいて、しかも「このメニューしかできない」とかなりショボイものをさしてきたので、お向かいのすいているレストランに移動。
しかし、ここで問題です。
昨日もアルベルゲから、今日泊まるアルベルゲを予約してもらっていました。「3時までに到着しなければキャンセル扱いね」と言われていたのです。ここからアルベルゲまではそんなに距離は無いはずだけど、ここで食べていては絶対に3時までには到着できない。
しかし!私たちの食欲も抑えられない…。
お店のお姉さんに、
「Can you speak English?」
と聞くと、「yes」と言うので、
M子さんの綺麗な英語でその旨を説明し、遅れることをアルベルゲに伝えて欲しい。とお願いすると、お姉さんは「???」
次は私のつたないスペイン語でお願い。
2つをあわせるとどうやら理解してくれたようで、その場で電話をかけてくれました。
わずかに聞き取れるスペイン語「dos chicas...」
M子さんと2人で「”chicas”だって。」と喜び合って、お姉さんにお礼を言いました。
「chica」とは「女の子」の意味。
スペイン人は心が広くて、40代までは「chica」らしい。
このレストランはいい気分にさせてくれる上に、味もなかなか。ガイドブックにだまされてお向かいで食べなくて良かった。
食後、30分ほど歩いてアルベルゲに到着。
b0206598_21253354.jpg

歩いてる途中に摘んできたミントを出して、「これでミントティーを作ってください」とお願いすると、「これじゃぁ足りないわ。庭に行ってもっと摘んできなさい」と快く作ってくれるお姉さん。

本当に、Caminoに暮らす人たちはなんて親切なんだろう。
[PR]
by ashiichi | 2014-11-21 08:00 | カミーノ日記
Palas de Rei → Castaneda
2014年7月1日(火) 40日目
歩いた距離:22.8km 合計:750.3km

7時半、少しゆっくりめの出発。
朝から降っていた雨が止んでる。
今日の道は静かな道。あんなにいっぱいいた団体さんにあんまり会わない…と思っていたら、1回目のBarには人がいっぱい。
b0206598_16305949.jpg

ガリシア州に入ってから、なんとなくBarの数が少なくなったような気がする。一つBar(トイレ)を逃すと次がなかなか無いことが多い。なので、ここでも念のため。
ここではチームコリアンに遭遇。一人の女の子には昨日・一昨日と会っていたけれど、実は8人組の一人だった。仲良しなのはいいけど、8人で行動するのはしんどくないかい?
さらに歩き続け、雨が強くなってたところにBar。ちょうどいい時に、ちょうどいいところでBar。どうやらついてるぞ。一時避難をしてコラカオで温まる。
コラカオとは、日本で言うミロのようなも。特に目新しいものではないけど、認知度が高い。どこのBarに行っても置いてるし、大人も子供も大好き。ミロはどうしても「子供の飲み物」ってイメージがあるよね。
b0206598_16313670.jpg

雨があがって歩き続けるけど、目的地にはなかなか着かない。おかしいなぁ。疲れがたまってきてるのか、1時間で4kmほど歩いてるつもりがどうやら3kmにもいってないみたい。1時くらいには到着するつもりなのに2時を越えてる…。
なんとかたどり着いたアルベルゲは、最高…!
昨日のアルベルゲから予約をしておいたんだけど、その時点で相部屋は満室。仕方が無いのでツインベッドのプライベートルームを予約。トイレもシャワーも私たちだけ。なにより、寝袋を出さなくてもいい。タオルも出さなくてもいい。っていうのが嬉しい。
b0206598_16323245.jpg

そんな風に設備に大満足してご飯を食べに行くと、これがまた最高!
お値段はよくあるmenu €9だけど、どれも美味しいし、デザートがついてるのに、コーヒーもつけてくれる。お姉さんも素敵だし。
なんか…頑張って歩いたかいがあったね。 
[PR]
by ashiichi | 2014-11-19 08:00 | カミーノ日記
Portmarin → Palas de Rei
2014年6月30日(月) 39日目
歩いた距離:24.8km 合計:727.5km

b0206598_16234658.jpg

朝7時。ダーリンと電話をするM子さんを置いて一人で出発。
文明の利器はたいしたもんで、スペインと日本、こんなに離れているのに気軽に電話ができるこの時代。
私は、いつも歩き終わってアルベルゲに着いて一息ついてからクマにスカイプで電話をします。スペイン時間 午後2時、日本時間 午後9時くらいです。
M子さんはスペイン時間 午前7時、日本時間 午後2時くらいにLINEで電話をします。
そんな私たちなので、泊まるアルベルゲもwi-fi重視。ですが、ガリシア州公営のアルベルゲXuntaには基本的にwi-fiが飛んでいません。
b0206598_16245090.jpg

さらに、sarriaを以降、グン!!!と増えた若者たちにもうんざり……。若者は経費削減のためか、最安値のXuntaに行くことが多いので(彼らはスペイン人なのでwi-fiなんて無くても問題なし)、私たちは倍ほどの金額を払ってプライベートのアルベルゲを狙います。(そうは言っても€10(1400円)くらいなんだけど)
それなのに、今日のアルベルゲは団体さんもご利用中。ガッカリだけど、案内された私たちのベッドのお隣は、なんと、M男さん!
b0206598_1625048.jpg

これまで何度も会って入るけれど、同じアルベルゲに泊まるのは初めて。しかもお隣とは!
ゴールのサンティアゴまで、残すところあと70kmほど。
どんな風に、ゴールをするんだろう…。ここまで約730kmを歩いてきた私たち。3人で感慨に浸ります。
[PR]
by ashiichi | 2014-11-17 08:00 | カミーノ日記
Barbadelo → Portmarin
2014年6月29日(日) 38日目
歩いた距離:18.2km 合計:702.7km

M子さんと一緒にアルベルゲの庭になっている黄色いサクランボを食べながら出発。すぐに西宮のMさんに会う。(M子さんとMさん…ややこしいなぁMさんはM男さんにしよう!)こんななーんにも無いスペインの田舎で私は知ってる人に会えるんです。これってすごく幸せなこと。
M子さんと一緒に歩くと女子力が上がるのか、いつもと朝ごはんの様子まで変わってしまった(笑)チョコレートパンなんてスペインに来てはじめて食べたよ。
b0206598_19192666.jpg

2時間ほど歩いたところで、またもやM男さん発見。やさしいM男さんはみんなに写真を撮ってあげています。
そう。ここは「サンティアゴまであと100km地点」なのです。
こんな所で一人旅の日本人が3人、偶然出くわすなんて奇跡です。なので、私たちも3人でパチリ。
b0206598_19203424.jpg

サンティアゴで「巡礼証明書」がもらえるのは、徒歩の人は「最後の100kmを歩いていること」が条件となるのです。なので、そのために100kmだけ歩く人もたくさんいます。今日の宿泊地はサンティアゴまで残り92.8km。巡礼者の数がグーンと増えました。
なので、ユキコ、ピンチです!
アルベルゲが満室!
「えぇぇ、どうしよう。」うろたえていると、おばちゃんが、向かいのアルベルゲのお姉さんに声を掛けてくれます。
「そっち、空いてる?」
「いっぱいよ。 …ちょっと待って…個室なら空いてるわよ。」
個室で€25。2人で割れば一人€12.5。アリでしょ!宿無しにはなりたくないし、これから探す気力もないし、即決!そしてすぐにキッチンチェック。
キッチンの状態、前の人が残していった食材をチェックし、足りないものをスーパーに会に行きます。
ここで念願の!!オムライス!!
b0206598_19214443.jpg

見た目はいまひとつだけど、味はなかなか。
スペイン料理も美味しいんだけど、慣れ親しんだ味はやっぱりホットするねぇ。
[PR]
by ashiichi | 2014-11-14 08:00 | カミーノ日記
Samos → Barbadelo
2014年6月28日(土) 37日目
歩いた距離:18.8km 合計:684.5km

アルベルゲで昨日の夜にM子さんと一緒に作った「塩むすび」を食べて、ゆっくり8時に出発。のんびりしすぎているからか、アナは知らない間に出発済み。
b0206598_11211658.jpg

歩き出してすぐに雨が降ってきて、レインスーツ装着。視界が狭くなるからか、久々の日本語での会話に夢中になりすぎたか、気付けば道がない…!これはおかしい。と来た道を戻ると、2人して大きな矢印を見落としていた。道がなくなっていたから気付けたけど、これ、道が続いていたら、私たち、いつ道を間違えてることに気付いたんだろう…恐ろしい。
歩きながら、会話は食事の話に。昨日のアナの「米苦手事件」に続き、実は昨日「米サラダ事件」もあったのです。
隣にいたスペイン人おじさん2人組みが「米入りサラダ」を作っていたのです。スペイン人にとって米は主食ではなく、野菜の一種だそうです。だから、サラダに米を入れるのは、コーンを入れることと同じことなのです。日本人にはショッキングな話です。
b0206598_11214494.jpg

それで、M子さんと2人、「美味しいごはんが食べたいね」と。スペインのお米でも美味しく食べるには…「オムライスだ!!」。今夜はオムライスを作ろう。だから、キッチンのあるアルベルゲに泊まろう!と盛り上がって、チェックイン。材料を買いに村を回ると…なんと、この村にはお店がない!!!キッチンがあっても買出しができない!なんでそんな重要なこと、このガイドブックには載ってないんだろう。知ってたらSarriaのスーパーで買ってきたのに…。
b0206598_11232886.jpg

ションボリして、仕方がないから村の入り口にあるアルベルゲ併設のレストランへ向かいました。そしたら、2日前に会った日本人のご夫婦にバッタリ。「あの後、サリアまでバスに乗っちゃったの。アハハ」とかわいいお母さん。そして、レストランの奥にはアナもいました。もしかしたら、アナはこのカミーノで日本人以外と過ごすのは初めてかも。ごめんね、最初に出会ったのがこんな頼りない私で…。
そして、私たちはオムライスを食べられなかったショックを、「ガリシアンビーフ」で払拭しました。がっつり牛肉食べたの、久しぶりな気分だ。満足、満足。
[PR]
by ashiichi | 2014-11-12 08:00 | カミーノ日記
Hospital de la Condesa → Samos
2014年6月27日(金) 36日目
歩いた距離:26.3km 合計;665.7km

b0206598_1172588.jpg

「今日は26km歩くぞ!」と意気込んで6時に出発。昨日のアルベルゲにはwi-fiがなかったから、
安否確認の「一言ブログ」をアップしなければ…。とwi-fiを求めてbarを探す。こんなときに限ってbarって無いんだな…。
2時間ほど歩いたところでアルベルゲ併設のbarを発見。wi-fiマークもバッチリ。入るとアナがいる。アナはいつも知らない間に出発して、こうやって休憩中に再会する。お互い「一緒に歩こう」とは言わないけど、2人で「今日はどこまで行く?」と作戦会議。こういうユルイ関係、好きだなぁ。
一足先にアナが出発し、一人でのんびりしてるとアルベルゲから日本人のご夫婦がやって来た。北海道から来られた私の両親と同じくらいの歳のご夫婦。すごく感じがいい。私もいつかクマと2人でこの道歩きたいなぁ。
b0206598_118149.jpg

そこからさらに2時間ほどは一人でのんびり歩き、小腹が空いた頃にTriacastelaに到着。Barに向かうと、あ、アナ!知らない町に来てるのに、手を振ってくれる人がいるのはすごく嬉しい。
ここから目的地のSamosまで約10km。時間にして2時間半。よし!頑張ろう!と2人で一緒に歩き出す。森の中の道はすごく気持ちがいい。いままでで一番かも。
b0206598_111264.jpg

2時間たったころ、「あと30分!」とお互いを励まして歩くけど、30分経っても町は現れない…。「このガイドブックはうそつきだ!」と文句を言いながらさらに15分くらい歩くと、やっと!Samosの町が見えてきた。
b0206598_11102752.jpg

アルベルゲに入るとベッドはほとんど埋まっていた。上の段しかないのに不満のアナは少しゴネル。すると、もう一つの部屋を空けてくれた。こっそりガッツポーズのアナ。こいつは関西人よりも交渉上手だ。恐るべしスウェーデン人。アナのお手柄で2人きりの部屋でぐっすり眠れそう。
食材チェックのためにキッチンに行くと、アジア人の女性が料理中。2人で見つめ合って、「…日本の方ですか?」と尋ねる。彼女はM子さん。私より少し年上。英語もペラペラ。なので、助け舟をお願いしてみた。アナと一緒に過ごしているけど、私の英語力が乏しすぎて会話が成り立たないのです…。
M子さんの作っている焼き飯を3人で一緒にいただくことにしました。すると、スプーンの進まないアナ。
「お米って、あんまり食べなれてないから…」
日本人にとってはありえない発言です。
「普段はどんなのたべてるの?」と聞くと、「ジャガイモ」だそうです。確かに炭水化物ですね。ジャガイモを主食にするなんて…私には無理だなぁ。それに、お米が苦手って理解しがたい。
文化や習慣の違いって面白いなぁ。
b0206598_11121811.jpg

samosへの道は綺麗だけど、なぜかウ○チ禁止の看板が並ぶ…
[PR]
by ashiichi | 2014-11-10 08:00 | カミーノ日記
Vega de Valcarce → Hospital de la Condesa
2014年6月26日(木) 35日目

最近イライラしてる。朝早くにガサゴゾ身支度をする人、逆に何時になっても起きない人、挨拶を返さない人…。私にとっては、もう1ヶ月以上歩いてるけど、アナみたいに途中参加の人も増えてるから、ペースが乱れる。この1ヶ月で私の中に「巡礼者とは…」みたいな決まりができていて、それを守らない人にイライラ…。なんて自分勝手なんだろう。
b0206598_1061590.jpg

今日は最後の山場、O'Cebreiro越え。少しモヤがかかっていてひんやり気持ちのいい朝。途中に、馬に乗って峠越えをする看板がいくつも出ている。あぁ、無理して頑張らなくてもこういうのもいいかもね~。なんて見ながら歩いていたら、山道に入ると馬のう○ちがいっぱい!蹄で道はグジョグジョ。お願いです!馬と人の歩く道、分けてください。
b0206598_1064388.jpg

ヒイコラ言いながら頂上のO'Cebreiroに着くと、なんだ?!ここは立派な観光地だ。
新しいクレデンシャルが欲しくて、公営アルベルゲに向かうとあのフルーツおばさんの友達発見。友達おばさんが教えてくれるには、アルベルゲはまだ開いてなくて、クレデンシャルなら教会でもらえるとのこと。不思議だなぁ。私、(結果どっちもできないんだけど、)スペイン語よりも英語の方が語学力は上なはずなのに、内容がスッと体に入ってくるのはスペイン語なんだな。
b0206598_108620.jpg

それで教会に向かうと4日前に(実は昨日も)会ったMさん発見。なんだか今を逃すともう会えないような気がして、「お茶でも」とお誘い。おそらく父と同じくらいの歳のMさん。そんな人をお茶に誘うなんて…って少し躊躇したけど、この縁を大切にする方が大事。
アルベルゲに入ると、血まみれのアナが!途中でこけてしまったらしい。消毒をしてから、一緒にランチを食べているときに、アナからまさかの質問が。
A:「いつも他の人に[ナントカcamino]って言ってるけど、アレは何?」
Y:「Buen caminoのこと?」
A:「そう、それ。」
巡礼者同士の挨拶だよ。と教えてあげたけど、カミーノに来るのにそれを知らないとはビックリ。
そしてさらにビックリなのは、アナはガイドブックも地図も持たず。ただ、村と村の間の距離が書かれただけのチラシを持って歩いているということ。恐るべし、スウェーデン人。
b0206598_108304.jpg

[PR]
by ashiichi | 2014-11-07 08:00 | カミーノ日記
Cacabelos → Vega de Valcarce
2014年6月25日(水) 34日目
歩いた距離:26.4km 合計:622.3km

b0206598_1004530.jpg

2人部屋のはずだったけど、大部屋にベット2ずつ間仕切りをしているだけの残念なアルベルゲ。雨が降って寒いのに、コモンスペースはアウトサイド。屋根があるだけましだけど…。
盛り上がらない気分のままレインスーツを着て出発。リオハ州を越えてパタッとなくなったブドウ畑だけど、ここに来て復活。このあたりもワインの産地みたい。ブドウ畑を越えたと思うと高速道路沿いの道。だけど、緑は多いし、車はたまにしか走らないし、予想以上に気持ちいい。
b0206598_9572377.jpg

ふと前を見ると昨日から見かけているおばさん巡礼者が草むらにかがんでる。…もう、こんなところで…と、スピードを落として歩くも、おや?様子が違うぞ。トイレじゃないぞ。手招きしてる。
近寄ると草むらを指差して「美味しいよ」。
b0206598_9583122.jpg

野イチゴだ!野イチゴには酸っぱい思い出しかないけど食べてみると、本当に美味しい。こんな甘い野イチゴ初めてだ!このおばさん、寄り道の天才で、2時間後見かけたときはサクランボ狩りをしていた。
大きな地図の看板の前に大きな金髪の女の子が立っている。2人で一緒に地図を見て、「こっちだね」と道を確認。彼女はスウェーデンから来たアナ。なんと、昨日の夜マドリッドがら夜行バスに乗って、今朝Villafrancaに着いて歩いていると言う。私が始めて会話をした巡礼者なんだって。
残念ながら、私の英語力ではほとんど会話ができないんだけど、頼りにされてるみたい…どうしよう。
彼女にとって、アルベルゲに泊まるのは初めてのこと。一緒に数件のアルベルゲを見て廻る。2件目に入ったアルベルゲは綺麗な感じだったんだけど、オヤジの対応がものすごく悪い。そのせいか3件目に入った公営のアルベルゲが設備は良くないけど、感じがものすごくいい。ここに決定だ。ベッドに寝袋を広げるのも、シャワーを浴びるのも、洗濯するのも、私の後を追うようにするアナ。なんだか親鳥になった気分だ。
b0206598_1002872.jpg

[PR]
by ashiichi | 2014-11-05 08:00 | カミーノ日記


カテゴリ
全体
準備
準備:ルート
準備:持ち物
1カ国目 ニュージーランド
2カ国目 オーストラリア
3カ国目 ハットリバー公国
4カ国目 アルゼンチン
5カ国目 ウルグアイ
6カ国目 チリ共和国
7カ国目 ボリビア
8カ国目 ペルー
9カ国目 エクアドル
10カ国目 コロンビア
11カ国目 ブラジル
12カ国目 パラグアイ
13カ国目 スペイン
14カ国目 ギリシャ
15カ国目 トルコ
16カ国目 ブルガリア
17カ国目 ルーマニア
18カ国目 セルビア
19カ国目 ボスニア・・・
20カ国目 マケドニア
21カ国目 ハンガリー
22カ国目 クロアチア
23カ国目 スロベニア
24カ国目 オーストリア
25カ国目 ポーランド
26カ国目 ウクライナ
27カ国目 スロバキア
28カ国目 フィンランド
29カ国目 エストニア
30カ国目 ラトビア
31カ国目 日本
32カ国目 タイ
33カ国目 マレーシア
34カ国目 インド
35カ国目 ネパール
36カ国目 ラオス
37カ国目 ミャンマー
帰国後
東京生活
小笠原
カミーノ
カミーノ日記
未分類
最新の記事
Santiago de Co..
at 2014-11-26 08:00
Santa Irene → ..
at 2014-11-24 08:00
Castaneda → Sa..
at 2014-11-21 08:00
Palas de Rei →..
at 2014-11-19 08:00
Portmarin → Pa..
at 2014-11-17 08:00
以前の記事
ランキング参加中
1日1クリックお願いします
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
検索
フォロー中のブログ
その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧