お散歩ユニット「明日も一万歩」 。世界一周の旅を終え、大阪にて社会生活リハビリ中。
by ashiichi
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Rabe de las Calzados → Hontanas
2014年6月9日(月) 18日目
歩いた距離:18.5km 合計:320.8km

韓国人のソウが朝ごはんを食べずに出発したことでオスピタレイラがお怒り。いい人なんだけどちょっと難しい人だ…。
今日は天気がいいのにそんなに気温は高くなくて、気持ちがいいぞ!
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8km先の一つ目の町でイアン発見。私の方が先に出たのに、知らない間に追い越されてたみたい。13日目Granonで会った南アフリカ人親子・サンドラとクリストファーにもここで再会。みんなここで朝ごはんみたい。私はまだ元気!歩き続けるよ。本当に、今日の道は気持ちがいい。麦畑+ポピーがこの辺りの定番。
あっという間に目的地のHontanas。小さい村なのにアルベルゲが3つもある。まだ受付が始まっていないのでどこにしようかな?と迷っていると、私の通訳さん、サルバドールがやって来た。「どこにする?」と聞いてみると、「この一番高いところにするよ」とサルバドール。2軒が5€で1軒が7€という微妙な差。だけど、若い人たちは安いところに行くだろうから、+2€で静寂を買うというサルバドール。その意見に私も賛成。(他の2軒の中までは見ていないけど、ベッドもシャワーも快適だったし、wifiもしっかりしてたし、正解だったと思う。)
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夕食は予約しておくと宿で用意してくれるというのでお願いし、村の観光に。だけど、5分で終了。アルベルゲが3件あるからそれなりに巡礼者はたくさんいるのに、みんな暇をもてあましてる。この村での合言葉は「何にもすることなーい(nothing to do)」でした。オードリーとここでも会ったけど、交わした言葉はやっぱり「何にもすることなーい」でした。
夕食はパエリア。スペイン語ではパエージャとかパエーリャって言います。同じテーブルの人たちと挨拶をしていると、もう一人いたアジアの方が日本人だとわかりました(挨拶するまで日本人じゃないと思ってた…お互いに)。食後に日本語でゆっくりお話しましょうと表に出ると、もう一人日本の方が。しかも3人とも関西人。カミーノに来る前は1年半東京で暮らしていたから、関西弁で会話をするのがすごく久しぶりな気分。やっぱりいいわぁ。
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by ashiichi | 2014-09-29 08:00 | カミーノ日記
Burgos → Rabe de las Calzados
2014年6月8日(日) 17日目
歩いた距離:13.3km 合計:302.3km

基本的にアルベルゲは8時チェックアウト。カテドラルを見てから出発しようかと思い行ってみるとカテドラルは9時半オープン。どうしよう…とベンチに座ってぼーっとしてると、オードリーがやって来た。開口一番「ねぇ、wifi飛んでるとこ知らない?!」 公営アルベルゲはwifi無いところが多いからね。
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1時間半待ち。迷った末に、お城まで行ってみることにしました。明らかに坂の上にあるお城。本当は約10kgの荷物を持って行きたくなかったんだけど…。だけど、毎日の訓練のおかげでそんなに疲れることも無く到着。結局、お城もまだ開いてなかったんだけど、展望台からの見晴らしは素敵。
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カテドラルを見学し、Burgosを出たのはお昼前。旧市街を抜けたあたりで一人のおばあちゃんに会う。彼女はオランダ人のエリン。彼女はスペイン語を勉強中らしく、「一緒にスペイン語の練習をしながら歩きましょう」と提案。推定年齢65歳の彼女。好奇心旺盛で勉強家。Logronoで別れたマリアもそうだったけど、これはオランダ人の国民性なのかな?そうだとしたら、オランダって本当にすばらしい。エリンは不思議な女性で、まるで私のこと全てをお見通しかのように、「知らないことはちゃんと人に聞くのよ。じゃないとずっと知らないままよ。」とか、「もっと、人と話しなさい。」とか、ずしんとくる言葉を投げかけてくる。それなのに、アルベルゲの受付をしている間に姿を消してどこかに行っちゃった。エリンもここに泊まるって言ってたのに、何か気に入らなかったのかな?
村に1件しかないBarでお昼ごはんのボカティージョ(サンドイッチ)を食べていると、推定年齢55のご機嫌なおばさんに声を掛けられる。彼女も巡礼者。アメリカ在住のブラジル人でご主人と一緒に巡礼しているという。英語での会話にアップアップしてきたところで、今日同じアルベルゲに泊まるアイルランド在住のイアン(推定年連52歳)が登場。助かった。これで会話が少し分散される。イアンは落ち着いた感じの人で、まるで毎日30km近く歩いているようには見えない。宿に戻って明日の計画を練っていると、マドリッドから来たアンヘル(推定56歳)もやって来た。私は巡礼が終わったらバルセロナに行くので、飛行機と電車とバス、どれがおススメかスペイン人のアンヘルに聞いてみた。それなのにアンヘルは「マドリッドはビールが美味しくて、北部は赤ワインだ。」とか言ってる、男前なのに変な人。そのくせ「お酒好きなの?」と聞くと「カベッサ(頭)…」とおでこをおさえる。どうやらお酒を飲むと頭が痛くなる様子。…男前なのに、もったいない。
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このアルベルゲも晩ごはんはみんなでいただく。さっきのイアンとアンヘル、それから韓国人のソウとハン、アルメニア人のベロニカ、そして私の6人。
ここでも民族意識。イアンは自分のことイギリス人とは言わずにアイルランド人と言う。ベロニカはドイツ人と言わずにアルメニア人という。昨日のバスクの女の子もそうだし…いろいろあるんだねきっと。
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by ashiichi | 2014-09-26 08:00 | カミーノ日記
Ages → Burgos
2014年6月7日(土) 16日目
歩いた距離:22.0km 合計:289.0km

朝5時半に韓国人ユリの目覚ましで目が覚める。フランス人のバスチャンは周りに気遣って部屋の外でゴソゴソと荷造り。それなのに韓国人のミンとユリはお構いなしで部屋で荷造り。個人の問題なのか、国民性の問題なのか…。
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今日の目的地は大都会ブルゴス(人口20万人で大都会と言ってしまうくらい普段は小さな村ばかり)。だから、道も巡礼者が列を成している。みんなが集まると思うとワクワクする。と、同時にアルベルゲが満室にならないかドキドキする。
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今日のアルベルゲは4日目Zabaldocaのオスピタレイラ、ピラルが教えてくれた所。旧市街から少し外れたところにあるから道に迷っていたら、通りすがりのおばさんが「アルベルゲ?」と聞いてくれる。困ったときにいつでも誰かが手を差し伸べてくれる。スペイン人の優しさが身にしみる。ちょうどおばさんの家の方向らしく、すぐそばまで一緒に歩いてくれる。そんな時、こんな片言だけど、スペイン語を覚えておいてよかった。と思う。英語ができないおかげで、スペイン語がわかるようになったと思えば、これはこれでよかったのかな。
ここのアルベルゲもイタリア人のマルコとアルベルトと一緒。アルベルトは昨日、「マルコは歌ばっかり歌うからちょっとうんざり…」って言ってたのに、逃げ切れなかった様子。そしてここでも宿泊客がそれぞれの国の言葉に通訳をするんだけど、私のために英語に訳してくれるのはイギリス在住のサルバドール。だけど、サルバドールの英語はすごくなまっていて聞き取りにくい。??ってしてるとアルベルトがもう一度通訳してくれる。アルベルトは英語は上手ではないけど、日本人にはわかりやすいカタカナ英語なので実はこっちの方が助かる。
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夕方、シエスタが終わる頃に旧市街に出かけると、あ、ミンとユリ発見。2冊目のクレデンシャルがほしくて公営のアルベルゲに行くと、ここでもGranonで会ったカナダ人のオードリーがやって来た。しかし、たった今「満室」のお知らせが出たところ…。で、オードリーってばかっこいい。「誰か英語かフランス語しゃべれる人いないの?」と受付のおじさんに詰め寄る。困ったときに2ヶ国語使えるって…ウラヤマシイ。幸い、キャンセルが出てオードリーはチェックインできました。
夜、同室の自転車の女の子チームにと少しおしゃべり。彼女たちはバスク出身。「スペイン人?」と聞くと、少し間を置いて「…NO。バスク」と答える。本当に根強くあるんだね民族意識。

大きい町を境に顔ぶれが変わってしまう。ここでもそう。
マルコやアルベルト、ミンとユリ、バスチャンに会ったのもこの日が最後。
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by ashiichi | 2014-09-24 08:00 | カミーノ日記
Tosantos → Ages
2014年6月6日(金) 15日目
歩いた距離:23.1km 合計:289km

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朝ごはん付きのアルベルゲに泊まると、自分の予定を変更してでも朝ごはんを食べてから出発する貧乏性の私。今朝もしっかりいただいて7時40分に出発。最近、日差しがきつくなってきたので この時間だと隣の村から歩いてきた人たちがたくさんいます。今日は高低差は300mくらいだけど、アップダウンの繰り返しで山を3つ越える予定です。今日も見晴らしが良すぎるくらいの道。最近は歩くペースも上がってきて、時速3.5kmくらい出てきてる。1時間半ほどでVillafranca Montes de Ocaに到着。ここはそんなに大きくは無い村だけど、観光地らしく、素敵なホテルや巡礼者ではないような観光の人もチラホラ見かけます。なのに、程よいBarが見当たりません。この村を出ると次にBarのあるような村は12km先の予定。なんとしてでもここでトイレに行っておきたい。もしかしたら…と三ツ星ホテルにドキドキしながら入り、「ここでコーヒーをいただくことはできますか?」と尋ねてみると「もちろん」のお答えが。三ツ星ホテルのテラスでいただくコーヒー。しかもお値段は普段のコーヒーと変わらない。トイレも広々だし、バックパック背負って汗だくだけど、優雅な気分。
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そんな素敵なホテルだけど、受付の前にはバックパックがいっぱい。巡礼者も利用している様子です。
優雅な気分で歩き始めると、今日は団体さんをよく見かけます。坂道を登って下って、単調な道を黙々と歩くと、前方でフルーツや飲み物を用意する人がいます。車の中を見るとバックパックがいっぱい。これはどうやら、さっきの団体さんのものです。荷物を車で運んで身軽に歩きます。そして、程よいポイントで車が待っていてくれて休憩ポイントになっているという、夢のようなツアー。
負けず嫌いの私は、「なにー!そんな苦労を知らずに歩くなんて、こいつら御利益ナシ!」なんて、100%ジェラシーです。
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目的地のAgesに着くと、この2日同じアルベルゲに泊まっていた韓国人のユリとミン、フランス人のバスチャンがアルベルゲを調査中でした。流石は韓国人。村で一番安いアルベルゲを探します。で、それに便乗して私も村一番のアルベルゲに。そしたら、これまた2日前から同じアルベルゲに泊まっていたイタリア人のアルベルト、昨日一緒だったフランス人4人組も同じアルベルゲ。ご飯を食べに他のアルベルゲに行くとここにも知ってる顔が。もう知らない人ばっかりじゃない。
それに、ここ2・3日「もう一人ユキに会ったよ」と言われ続けていたそのユキちゃんにもここで会えました。
今日も嬉しいなぁ。
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by ashiichi | 2014-09-22 08:00 | カミーノ日記
Granon → Tosantos
2014年6月5日(木) 14日目
歩いた距離:20.5km 合計:243.9km

いいお天気!
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出発してすぐにイギリス人のマイケルに会い、少しだけおしゃべり。
自己紹介をすると、「もう一人、ユキっていう日本人に会ったよ」とユキちゃんの書いたメールアドレスをメモを見せてくれました。そう、昨日もイタリア人のダニエラに同じことを言われていたのです。おそらく、私の少し後ろを歩いているユキちゃん。どこかで会えるといいなぁ。
今日は黙々と歩いてアルベルゲに到着。昨日もそうだったけど、今日もParlishのアルベルゲ。そしたら、昨日も一緒だった人がたくさんいる!
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シャワーを浴びて、洗濯をして、天気がいいから庭のベンチに座って、自転車でカミーノをしているおじさんとおしゃべり。彼はオランダ人のアルノー(推定62歳)。警察官で、オランダの自宅から自転車で出発してきたそう。私がアルベルゲにやってきた人に手を上げて挨拶をしてると、「みんな知ってる人なのか?」と不思議そうに聞いてきます。「半分くらいは知ってる人だけど、知らない人もいるよ。」目があったら挨拶するようにしてるから。
彼は自転車なので1日に80km近く進みます。なので、今日会った人に明日も会うことはまずありません。孤独な旅なんだね。自転車は。
Parlishのアルベルゲに泊まると、強制参加ではないけど、ミサやメディテーションの時間があります。私は完全なる好奇心でなるべく参加するようにしています。すると、一般には公開していないものとか、秘密の抜け穴みたいなのを通って教会に入ったり、聖歌隊の席に座って話を聞いたり、普段体験できないことができるのです。
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ここでも、アルベルゲから少し離れたところにある岩肌に作られた教会に案内してもらえました。そして、オスピタレイロ・ホセの歌でのお祈り。食事のときもだけど、いろんな国の人が集まるアルベルゲ。巡礼者がそれぞれ通訳をして話します。フランス人のバスチャンは英語⇔フランス語、イタリア人のアンドレアが英語⇔イタリア語、ホセが英語⇔スペイン語。韓国人のミンとユリは英語を理解できてるし、オランダ人のアルノーも英語でOK。…この宿で言葉に不自由してるのは私だけだ。せめて、英語くらい…だね。つくづく。
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by ashiichi | 2014-09-19 08:00 | カミーノ日記
Azofra → Granon
2014年6月4日(水) 13日目
歩いた距離:22.4km 合計:223.4km

2人部屋はやっぱり良かった。会話が弾まないとは言え、Aさんは女性だし、日本人だし、イビキも無くぐっすり眠れました。2段ベッドじゃないってのも大きいね。
朝、荷造りをしながらAさんに「カミーノは何度かされてるんですか?」と尋ねると、なんと、初めて会話が広がりました!
Aさんは2度目のカミーノで私より少し年上でした。少しアドバイスをいただいて、Aさんを見送ってから私も出発です。
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歩き出すと、今日も体調があんまり良くない。しかも、景色も変わり映えがなくて面白くない。そして雨。Logronoを出て3日目、あんなに人がいたのに今日はほとんど人を見ない。少し不安になりながら歩くと、後ろから巡礼者の姿が。休憩中に追い越されて自己紹介。彼はイタリア人のマルコ(推定62歳)。聞くと、今日の目的地が一緒です。なので、「また後でね」とマルコに先に行ってもらいました。この先はマルコの背中を追いかけながら歩きます。これ、安心するわぁ。道を間違ってないっていう安心と、一人じゃないっていう安心。
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アルベルゲに入ると、ここはあんまり設備はよろしくない…。なのに、どんどん人はやってくる。あのイタリア軍団もやってきた。もちろん、さっき会ったマルコもいます。
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晩ごはんはみんなで作るスタイルで、わいわい楽しく。カナダ人のオードリー(推定27歳)はやる事がなてどうしよう…と迷った末、みんなの応援をしていた。かわいい。そして、ご飯のとき全員がそろい、イタリア海賊軍段の一人が数えてくれました。今この場に14カ国、40人が集っていると言います。
グローバル!すごく楽しくて、ここでの出会いは大きかったなぁと思うけど…40人もいるのにトイレは男女各1個。少なすぎ…。
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by ashiichi | 2014-09-17 08:00 | カミーノ日記
Ventosa → Azofra
2014年6月3日(火) 12日目
歩いた距離:15.5km 合計:201.0km

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よーし、今日はパッキングが上手くできた。いい事ありそうだ。なんて思ったのに、体調が優れない。ちょっと貧血気味。こんなときは誰かと一緒に歩いているのがかえってつらい…。それでも、多分、体調が優れないとは気付かれずに歩ききったはず。
今日の私の目的地は、2人部屋のアルベルゲがあるという噂を聞きつけてたった15km先のAzofra。Hさんは残りの日数が少ないのと、この先、道の状態が良くないらしく、天気のいいうちに歩ききりたいとここでお別れをする事になりました。
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アルベルゲに着くと昨日のAさんが庭にいました。まだ受付開始まで10分程あるそうで、私も庭で休憩。すると、ドアが開いたので中に入ろうとすると「来た人から順番ですよ」とAさんに注意されました。だけど、Aさんと私の間に到着した白人のご夫婦はまだおしゃべり中で中に入る様子がありません。なので先に受付をしようとすると、また「順番を守ってください」と注意をされました。そこへご夫婦がやってきて、「お先にどうぞ」のジェスチャーをしてくれたのですが、Aさんの手前、ご夫婦に先に入ってもらう事にしました。
ここで順番が違ったところで定員オーバーになるわけでもないし、細かい事気にしなくても…なんてちょっとムッとしていたら、2人部屋なのにAさんと一緒の部屋に入れられてしまいました。
「マジで!?」とガッカリというか、なんと言うか、負の気持ちを持ってしまったのですが、これは何かの試練なのでは…となんとかAさんと上手くやってみようと気持ちを切り替えてみました。
「一緒の部屋になりました。よろしく~」と挨拶をしましたが、会話が広がる事は無く…。
だけど、その後、あの韓国人夫婦がやってきて、こちらとは会話が広がり(だけど、言葉の壁は大きく…)奥さんは韓国語しか話さないのに、なぜか言ってる事がわかっちゃうという不思議。コミュニケーションで大事なのは言葉よりも伝えようとする気持ちなのかな。やっぱり。
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晩ごはん、ここにはキッチンがあったので、私は一番乗りして前の人が残していった食材でパパッとパスタを作っていました。すると、イタリア人軍団がやってきてパーティーの始まりです!
この軍団。ジブリに出てくる海賊みたいで、なんか素敵。
Aさんとは、やっぱり挨拶以上の会話はできずに、「おやすみなさい」で今日の会話は終了です。
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by ashiichi | 2014-09-15 08:00 | カミーノ日記
Logrono → Ventosa
2014年6月2日(月) 11日目
歩いた距離:20.4km 合計:185.5km

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大部屋だったので、昨日の夜は5人くらいがイビキの合唱をしていて、上の段のフィリップはあんまり眠れなかったそう。私はというと、毎晩クマのイビキで特訓をしていたのでこれくらいのイビキではへこたれません!
アルベルゲで朝ごはんを済まし、Hさんと一緒に出発。大きな町からは出るときは矢印を見失うものなのですが、先輩がいてくれたおかげでスムーズに町を出ることができました。
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今日の道はリオハ州に入ったからか、ブドウ畑がいっぱい。途中、Navaretteの町でBarで休憩。なのに、Barはあるのに開いてない。なんだ?今日は祝日なのか?しょうがないから教会を見学。私はカミーノをしているものの、キリスト教に関する知識は全くなし。そんな時に役に立つのが先輩Hさん。Hさんはカトリック教徒。なので、この機会にカトリックとプロテスタントの違いを教えてもらいました。すごーく簡単に言うと、カトリックは偶像崇拝なので豪華な教会を持っていて、プロテスタントは偶像ではなく聖書の教えに従うので質素な教会を持っている。ということでした。
このカミーノはカトリックの巡礼路なので、そのとおり、きらびやかな教会がたくさんあります。
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途中、国道沿いのすごーくつまらない道が続いたときに、前に3人の白人が歩いていました。30代後半の男性と、20歳前後の男性、それから30代前半の女性でした。退屈しのぎにHさんと3人の関係を想像してみました。
・・・3人はそれぞれ一人で巡礼を始めて、どこかで出会って一緒に歩いている。そして30代の2人はお互いちょっと気になっていて、20歳の少年が少し邪魔な存在で…なーんて想像してみました。
そしたら、私たちが楽しくなってペースが上がっていたのか、女性のペースが落ちたのか、並んで歩くタイミングがやってきました。なーんにも見ていないような振りをして、「こんにちは、どこ国の人?」「一人で歩いてるの?」と聞いてみました。
そしたら、答えは「ううん、3人で。お兄ちゃんと、甥っ子と一緒に歩いてるの」だって。
なーんだ。私たちの想像って、すっごいチンケだった…。だけど、答えがわかってよかったね。
アルベルゲに到着すると、3日前に一緒にご飯を食べたフラン人のミシュランがいた!すごいペースで歩いていたから、もう会えないと思っていたのに、たぶんLogronoで2泊したんだね。嬉しい。だけど、彼はここにはスタンプをもらいに着ただけで先に進んでしまいました。きっと、これで本当に最後だね。部屋に入ると、Hさんはまず同室のみんなに挨拶をします。偉いなぁ、これは見習わなくっちゃ。そして最後に挨拶をした人は、日本人のAさんでした。AさんはHさんとは正反対でベッドにタオルをカーテンのようにかけて、人を避けているように感じました。なので、こういうときは私も知らんふり。Aさんとは関わらないようにしました。
そしてもう一つ、Hさんの素敵なところ。旅の途中、途中で実家に絵葉書を送っているそうです。なので私も真似をしてクマに送ってみました。喜んでくれるかな?
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by ashiichi | 2014-09-12 08:00 | カミーノ日記
Torres desl Rio → Logrono
2014年6月1日(日) 10日目
歩いた距離:20.6km 合計:165.1km

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ゆっくり用意をする韓国人夫婦に別れを告げて、7時半に出発。途中、オランダおばあちゃんにお抜かされたり、追い抜いたり。その度に笑顔を交わせるのが嬉しい。
今日の目的地は、Pamplona以来の都会、Logrono。だからか久しぶりに巡礼路にたくさん人がいる。
今日の中間地点のVianaを越えたあたりで、後ろからすごい勢いで歩く人足音が聞こえてきました。そういう時はもう、道の端っこに立ち止まって、みんなを「Buen camino」と言って見送ります。その列の最後にアジア系の男性がいました。「あれ?日本の方?」と。「日本人」というだけで仲間意識が芽生える。素敵な海外旅行パワー。あんなにすごいペースで歩いていたのに、私ののんびりペースで一緒に歩くことになりました。彼はHさん(推定46歳)。カミーノはもう4回目なんだって。大先輩だ。
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アルベルゲにチェックインし、お昼ご飯を食べに行くことにしました。さすが都会です。レストランもたくさん!甘い物好きのHさんはアイスクリーム屋さんに夢中。素直に好きなものを好きだと言うのっていいですね。
だけど、残念。お昼の定食が豪華で、デザートにケーキを選んだHさん。お腹いっぱいでアイスクリームの別腹まで埋まってしまいました。この日は日曜日で、お店の中はミサ帰りの人たちでいっぱい。家族みんなでミサに行って、その帰りにみんなでランチ。いいな、こういう習慣。
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午後6時、夜のミサの前にカテドラルが開いてるんじゃないかと、Hさんと2人でお出かけ。そうすると、前からオランダ人夫婦とおばあちゃんが!!
実は、お昼ご飯の後も彼らのことを探していたんです。夫婦は9日間限定のカミーノなので今日で終了。明日には帰国です。おばあちゃんは、2年で完歩の計画で、今年はここLogronoでおしまいなのです。なので、どうしても今日、3人にお別れを言いたかったのです。
知り合って1週間もたっていないけど、本当に良くしてもらって、3人しか知らないけど、「オランダ人=優しい」の方程式が私の中で成立。小さい国だからこそ、周りといい関係を築こうとする精神があるのかな?
かつてオランダからたくさんのことを学んだ日本。まだまだ学び足りないかも。
今日のアルベルゲは2回目のparlish。なのでやっぱり晩ごはんはみんなで一緒にスタイル。2段ベッドの私の上の段で眠るイタリア人のような目をしたフランス人のフィリップ(推定46歳)は、最初怖そうに思えたけど、すごく優しくて、気配りもできる大人のいい男。
毎日素敵な人に出会えて、本当に幸せだなぁ。
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by ashiichi | 2014-09-10 09:00 | カミーノ日記
Villamayor de Monjardin → Torres del Rio
2014年5月31日(土) 9日目
歩いた距離:19.5km 合計:144.5km

昨日の晩ごはんの会には参加しなかった同室の日本人D君と今日は一緒に歩くことにしました。Nさんと別れてから初の日本人。日本語で会話するのは4日ぶり。
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誰かと歩くのはとっても楽しいけど、話しながら歩いてると景色を見ることを忘れることが多い。D君は旅を長く続けているからかそのことをちゃんと自覚していて、時々じっくり景色を見る。素敵だ。
歩きながら、色々話してて、話が恋愛のことになったんだけど、不思議だねカミーノパワー、昨日あったばっかりなのに、お互いなかなか深いところを話していたりするの。友達にも言ってないようなことも。きっと、胸の中にためてあったことで、数時間後には「さよなら」をすることがわかってるから話せるのかな?
話してる途中、「あっ!」とD君。ブドウ畑が綺麗だから写真を撮りたい。とカメラを出していると、今度は私が「あっ!」 虹がかかってる。
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話しながら歩くと疲れないし、ペースも速いしでもう今日の目的地に着いちゃった。私は急がない旅なので1日20km前後と決めているのでここで終了。D君はシェンゲン協定追われているのでさらに先に進むことに。ありがとう、楽しかった。
時刻は13時。アルベルゲは私が一番乗り!シャワーを浴びて庭でボーっとしてると、あの韓国人夫婦がやってきた。他の部屋に案内されて行く途中を、私と同じ部屋に変更。そして、またしばらくすると、昨日のおばあちゃんが同じ部屋にやってきた!本当にかわいいおばあちゃんで、このまま分かれるのはもったいないと思っていたので嬉しい。
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村を散策していると、オランダ人夫婦にも再会。そしておばあちゃんともバッタリ(おばあちゃんもオランダ人)。4人でお茶でもしよう、ってことになったけど、みんな本当にやさしい。しょうが無いことだけど、オランダ語で会話が始まります、だけどしばらくすると誰かが英語で、今のはね…と説明してくるのです。それも、私の語学力でわかるように。
2時間ほどおしゃべりをした後、夫婦はアルベルゲで食事を予約しているので退席。すると嬉しいことに、おばあちゃんから晩ごはんのお誘い。実は今日は自炊をしようと材料を用意していたけど、おばあちゃんからのお誘いは断れません!1時間後にレストランを予約して2人でお出かけ。この日も相席でイタリア人の陽気な2人組みセルジオ(推定63歳)とマリア(推定42歳)と同席。マリアは4人の子を持つお母さんで、あさっての目的地で旦那さんがお出迎えしてくれると嬉しそうに話す。セルジオは顔に似合わず絵描さんで、このカミーノで見た景色もいつか絵に描こうと写真をとっているという。
陽気な2人とかわいいおばあちゃんとのお食事はとっても楽しい。
そしてアルベルゲに戻ると、韓国人夫婦はキッチンでキムチ臭炸裂。辛ラーメンパウダーを持ってカミーノしてるんだってさ。
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by ashiichi | 2014-09-08 08:00 | カミーノ日記


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