お散歩ユニット「明日も一万歩」 。世界一周の旅を終え、大阪にて社会生活リハビリ中。
by ashiichi
カテゴリ:カミーノ日記( 43 )
Ventosa → Azofra
2014年6月3日(火) 12日目
歩いた距離:15.5km 合計:201.0km

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よーし、今日はパッキングが上手くできた。いい事ありそうだ。なんて思ったのに、体調が優れない。ちょっと貧血気味。こんなときは誰かと一緒に歩いているのがかえってつらい…。それでも、多分、体調が優れないとは気付かれずに歩ききったはず。
今日の私の目的地は、2人部屋のアルベルゲがあるという噂を聞きつけてたった15km先のAzofra。Hさんは残りの日数が少ないのと、この先、道の状態が良くないらしく、天気のいいうちに歩ききりたいとここでお別れをする事になりました。
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アルベルゲに着くと昨日のAさんが庭にいました。まだ受付開始まで10分程あるそうで、私も庭で休憩。すると、ドアが開いたので中に入ろうとすると「来た人から順番ですよ」とAさんに注意されました。だけど、Aさんと私の間に到着した白人のご夫婦はまだおしゃべり中で中に入る様子がありません。なので先に受付をしようとすると、また「順番を守ってください」と注意をされました。そこへご夫婦がやってきて、「お先にどうぞ」のジェスチャーをしてくれたのですが、Aさんの手前、ご夫婦に先に入ってもらう事にしました。
ここで順番が違ったところで定員オーバーになるわけでもないし、細かい事気にしなくても…なんてちょっとムッとしていたら、2人部屋なのにAさんと一緒の部屋に入れられてしまいました。
「マジで!?」とガッカリというか、なんと言うか、負の気持ちを持ってしまったのですが、これは何かの試練なのでは…となんとかAさんと上手くやってみようと気持ちを切り替えてみました。
「一緒の部屋になりました。よろしく~」と挨拶をしましたが、会話が広がる事は無く…。
だけど、その後、あの韓国人夫婦がやってきて、こちらとは会話が広がり(だけど、言葉の壁は大きく…)奥さんは韓国語しか話さないのに、なぜか言ってる事がわかっちゃうという不思議。コミュニケーションで大事なのは言葉よりも伝えようとする気持ちなのかな。やっぱり。
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晩ごはん、ここにはキッチンがあったので、私は一番乗りして前の人が残していった食材でパパッとパスタを作っていました。すると、イタリア人軍団がやってきてパーティーの始まりです!
この軍団。ジブリに出てくる海賊みたいで、なんか素敵。
Aさんとは、やっぱり挨拶以上の会話はできずに、「おやすみなさい」で今日の会話は終了です。
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by ashiichi | 2014-09-15 08:00 | カミーノ日記
Logrono → Ventosa
2014年6月2日(月) 11日目
歩いた距離:20.4km 合計:185.5km

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大部屋だったので、昨日の夜は5人くらいがイビキの合唱をしていて、上の段のフィリップはあんまり眠れなかったそう。私はというと、毎晩クマのイビキで特訓をしていたのでこれくらいのイビキではへこたれません!
アルベルゲで朝ごはんを済まし、Hさんと一緒に出発。大きな町からは出るときは矢印を見失うものなのですが、先輩がいてくれたおかげでスムーズに町を出ることができました。
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今日の道はリオハ州に入ったからか、ブドウ畑がいっぱい。途中、Navaretteの町でBarで休憩。なのに、Barはあるのに開いてない。なんだ?今日は祝日なのか?しょうがないから教会を見学。私はカミーノをしているものの、キリスト教に関する知識は全くなし。そんな時に役に立つのが先輩Hさん。Hさんはカトリック教徒。なので、この機会にカトリックとプロテスタントの違いを教えてもらいました。すごーく簡単に言うと、カトリックは偶像崇拝なので豪華な教会を持っていて、プロテスタントは偶像ではなく聖書の教えに従うので質素な教会を持っている。ということでした。
このカミーノはカトリックの巡礼路なので、そのとおり、きらびやかな教会がたくさんあります。
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途中、国道沿いのすごーくつまらない道が続いたときに、前に3人の白人が歩いていました。30代後半の男性と、20歳前後の男性、それから30代前半の女性でした。退屈しのぎにHさんと3人の関係を想像してみました。
・・・3人はそれぞれ一人で巡礼を始めて、どこかで出会って一緒に歩いている。そして30代の2人はお互いちょっと気になっていて、20歳の少年が少し邪魔な存在で…なーんて想像してみました。
そしたら、私たちが楽しくなってペースが上がっていたのか、女性のペースが落ちたのか、並んで歩くタイミングがやってきました。なーんにも見ていないような振りをして、「こんにちは、どこ国の人?」「一人で歩いてるの?」と聞いてみました。
そしたら、答えは「ううん、3人で。お兄ちゃんと、甥っ子と一緒に歩いてるの」だって。
なーんだ。私たちの想像って、すっごいチンケだった…。だけど、答えがわかってよかったね。
アルベルゲに到着すると、3日前に一緒にご飯を食べたフラン人のミシュランがいた!すごいペースで歩いていたから、もう会えないと思っていたのに、たぶんLogronoで2泊したんだね。嬉しい。だけど、彼はここにはスタンプをもらいに着ただけで先に進んでしまいました。きっと、これで本当に最後だね。部屋に入ると、Hさんはまず同室のみんなに挨拶をします。偉いなぁ、これは見習わなくっちゃ。そして最後に挨拶をした人は、日本人のAさんでした。AさんはHさんとは正反対でベッドにタオルをカーテンのようにかけて、人を避けているように感じました。なので、こういうときは私も知らんふり。Aさんとは関わらないようにしました。
そしてもう一つ、Hさんの素敵なところ。旅の途中、途中で実家に絵葉書を送っているそうです。なので私も真似をしてクマに送ってみました。喜んでくれるかな?
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by ashiichi | 2014-09-12 08:00 | カミーノ日記
Torres desl Rio → Logrono
2014年6月1日(日) 10日目
歩いた距離:20.6km 合計:165.1km

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ゆっくり用意をする韓国人夫婦に別れを告げて、7時半に出発。途中、オランダおばあちゃんにお抜かされたり、追い抜いたり。その度に笑顔を交わせるのが嬉しい。
今日の目的地は、Pamplona以来の都会、Logrono。だからか久しぶりに巡礼路にたくさん人がいる。
今日の中間地点のVianaを越えたあたりで、後ろからすごい勢いで歩く人足音が聞こえてきました。そういう時はもう、道の端っこに立ち止まって、みんなを「Buen camino」と言って見送ります。その列の最後にアジア系の男性がいました。「あれ?日本の方?」と。「日本人」というだけで仲間意識が芽生える。素敵な海外旅行パワー。あんなにすごいペースで歩いていたのに、私ののんびりペースで一緒に歩くことになりました。彼はHさん(推定46歳)。カミーノはもう4回目なんだって。大先輩だ。
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アルベルゲにチェックインし、お昼ご飯を食べに行くことにしました。さすが都会です。レストランもたくさん!甘い物好きのHさんはアイスクリーム屋さんに夢中。素直に好きなものを好きだと言うのっていいですね。
だけど、残念。お昼の定食が豪華で、デザートにケーキを選んだHさん。お腹いっぱいでアイスクリームの別腹まで埋まってしまいました。この日は日曜日で、お店の中はミサ帰りの人たちでいっぱい。家族みんなでミサに行って、その帰りにみんなでランチ。いいな、こういう習慣。
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午後6時、夜のミサの前にカテドラルが開いてるんじゃないかと、Hさんと2人でお出かけ。そうすると、前からオランダ人夫婦とおばあちゃんが!!
実は、お昼ご飯の後も彼らのことを探していたんです。夫婦は9日間限定のカミーノなので今日で終了。明日には帰国です。おばあちゃんは、2年で完歩の計画で、今年はここLogronoでおしまいなのです。なので、どうしても今日、3人にお別れを言いたかったのです。
知り合って1週間もたっていないけど、本当に良くしてもらって、3人しか知らないけど、「オランダ人=優しい」の方程式が私の中で成立。小さい国だからこそ、周りといい関係を築こうとする精神があるのかな?
かつてオランダからたくさんのことを学んだ日本。まだまだ学び足りないかも。
今日のアルベルゲは2回目のparlish。なのでやっぱり晩ごはんはみんなで一緒にスタイル。2段ベッドの私の上の段で眠るイタリア人のような目をしたフランス人のフィリップ(推定46歳)は、最初怖そうに思えたけど、すごく優しくて、気配りもできる大人のいい男。
毎日素敵な人に出会えて、本当に幸せだなぁ。
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by ashiichi | 2014-09-10 09:00 | カミーノ日記
Villamayor de Monjardin → Torres del Rio
2014年5月31日(土) 9日目
歩いた距離:19.5km 合計:144.5km

昨日の晩ごはんの会には参加しなかった同室の日本人D君と今日は一緒に歩くことにしました。Nさんと別れてから初の日本人。日本語で会話するのは4日ぶり。
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誰かと歩くのはとっても楽しいけど、話しながら歩いてると景色を見ることを忘れることが多い。D君は旅を長く続けているからかそのことをちゃんと自覚していて、時々じっくり景色を見る。素敵だ。
歩きながら、色々話してて、話が恋愛のことになったんだけど、不思議だねカミーノパワー、昨日あったばっかりなのに、お互いなかなか深いところを話していたりするの。友達にも言ってないようなことも。きっと、胸の中にためてあったことで、数時間後には「さよなら」をすることがわかってるから話せるのかな?
話してる途中、「あっ!」とD君。ブドウ畑が綺麗だから写真を撮りたい。とカメラを出していると、今度は私が「あっ!」 虹がかかってる。
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話しながら歩くと疲れないし、ペースも速いしでもう今日の目的地に着いちゃった。私は急がない旅なので1日20km前後と決めているのでここで終了。D君はシェンゲン協定追われているのでさらに先に進むことに。ありがとう、楽しかった。
時刻は13時。アルベルゲは私が一番乗り!シャワーを浴びて庭でボーっとしてると、あの韓国人夫婦がやってきた。他の部屋に案内されて行く途中を、私と同じ部屋に変更。そして、またしばらくすると、昨日のおばあちゃんが同じ部屋にやってきた!本当にかわいいおばあちゃんで、このまま分かれるのはもったいないと思っていたので嬉しい。
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村を散策していると、オランダ人夫婦にも再会。そしておばあちゃんともバッタリ(おばあちゃんもオランダ人)。4人でお茶でもしよう、ってことになったけど、みんな本当にやさしい。しょうが無いことだけど、オランダ語で会話が始まります、だけどしばらくすると誰かが英語で、今のはね…と説明してくるのです。それも、私の語学力でわかるように。
2時間ほどおしゃべりをした後、夫婦はアルベルゲで食事を予約しているので退席。すると嬉しいことに、おばあちゃんから晩ごはんのお誘い。実は今日は自炊をしようと材料を用意していたけど、おばあちゃんからのお誘いは断れません!1時間後にレストランを予約して2人でお出かけ。この日も相席でイタリア人の陽気な2人組みセルジオ(推定63歳)とマリア(推定42歳)と同席。マリアは4人の子を持つお母さんで、あさっての目的地で旦那さんがお出迎えしてくれると嬉しそうに話す。セルジオは顔に似合わず絵描さんで、このカミーノで見た景色もいつか絵に描こうと写真をとっているという。
陽気な2人とかわいいおばあちゃんとのお食事はとっても楽しい。
そしてアルベルゲに戻ると、韓国人夫婦はキッチンでキムチ臭炸裂。辛ラーメンパウダーを持ってカミーノしてるんだってさ。
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by ashiichi | 2014-09-08 08:00 | カミーノ日記
Lorca → Villamayor de Monjardin
2014年5月30日(金)
歩いた距離:18.0km 合計:125.0km

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よーし!今日もいい天気!朝日を背中に浴びてがんばるぞ!
しかし、麦畑をとおりすぎてたどり着いた最初の村は振興住宅地のようで面白みにかける。そしてその1時間後にたどり着いたEstellaでは銀行に行こうと思うにも巡礼路上には見当たらず、町をウロウロさまようことに…。だけど、なんだろうね、スムーズに行かない、予定通りにいかない、そんなときこそ、後々思うと重要なことだったりするのね。この日も私にとっては結果、嬉しい遠回り。
一旦、町の出口まで来たけれどインフォメーションまで引き返すことに。その時、前から来る巡礼者のおばあちゃんが「この教会どこだかわかる?」と迷子の様子。たぶん、さっき通り過ぎた所だ。と思って一緒に町の中へ戻りました。私はインフォメーションへ、おばあちゃんは教会へ。
その後、私はスーパーで食料を仕入れ(町と村では物価が大違いなので、なるべく町で調達するのです)銀行で現金を手に入れるのに迷子になって1時間ほどかかってしまう。やっとこの町から抜けられる!と歩き出すも、しばらくアスファルトの道が続き、今日は楽しくない…。すると、前方にさっきのおばあちゃん。たどり着いたところは、今日の見所、Iracheのワイン工場。ここでは蛇口からワインが出てくるというお酒好きさんには夢の蛇口があります。私は飲めないので少ーし味見だけ。無料で提供してるくらいだから、質のいいワインではないんだろうけど、日本で飲む安物のワインとは大違い。飲めないけど、なかなか美味しかった。ここではおばあちゃんと、おとといから顔を合わせているオランダ人夫婦にも再会。知ってる顔があるのはなんだか嬉しい。
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ここから先の道はいい景色。グングン歩く。今日の目的地はオランダ人夫婦と同じ村。アルベルゲは3つあって、どれにしようかなぁ…と思うも、夫婦がおススメしてくれたオランダ人が経営しているというアルベルゲに入ることにしました。部屋に通されると「ジャパン!」と声がかかります。2日前、ペルドン峠でアングル最悪の写真を撮ってくれた韓国人夫婦です。写真を取るのは下手だけど、人はいいこの夫婦。ここでの晩ごはんはみんなでテーブルを囲むスタイル。このアルベルゲは人気なのか30人ほどが3つのテーブルに分かれていただきます。私の座ったテーブルは、フランス人3人、韓国人3人、オランダ人1人。こういう場合、フランス語と韓国語で会話が分かれてしまうことが多いんだけど、英語が堪能な韓国ボーイ(推定26歳)が私にもわかるように英語で話してくれたり、隣のチャーミングなフランス人ミシュラン(推定42歳)も片言の英語を一生懸命話してくれたりして、ちゃんとみんなで会話ができていた。私はもっぱら聞き役だけどね。
そう、ここはスペインなのに、巡礼者同士の会話は英語になるのです。
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by ashiichi | 2014-09-05 08:00 | カミーノ日記
Uterga → Lorca
2014年5月29日(木) 7日目
歩いた距離:20.2km 合計:107.0km

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よし、雨は上がった。朝日も差して気持ちがいい。カタツムリも生き生きしている。
今日は張り切って寄り道をしてみようと思っています。その分岐点ともなる村Muruzabalに8時ごろに到着する。後ろから来た人が私を追い越そうとしたので「おはよう」と挨拶をする。挨拶はコミュニケーションの始まりで、防犯にもなる。その人は地元の人で通勤途中なのに遠回りをして村の出口まで案内してくれました。巡礼路で暮らす人たちは何でこんなに親切なんだろう?
今目指しているのはEunateというところにある八角形の教会。彼の説明によると、八角形の教会は珍しくってスペインには3個しか無いという。そしてその3個は全てこの巡礼路上にあるのです。
一つ目はRoncesballes、2つ目は今から行くEunate、そして最後はこれから行くはずのTorres del Rio。…Roncesballesにも?しまった、見落としてる…。私のガイドブックにそんなこと書いてないよ…とつぶやきたいけど、私のガイドブック、情報量の多さで選んだので英語なんです。だから町の説明なんかは3割くらいしか理解できてないから、もしかしたら書いていたのかも。
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誰にも会わずに1時間ほど一人ぼっちで歩き続けてたどり着いたEunateの教会は「ポツン」という言葉が似合うたたずまい。残念ながら中には入れず、横にある広場で私も一人「ポツン」とピクニック朝ごはんとします。そしてまた、一人、歩き始めます。Obanosの村を通り抜け、Puente la Reinaへ。ここは大きな町かと思っていたのに意外にも小さくて、ショボくって、だけどなんとなく入ったチンケな入り口の教会が中がすごく綺麗で感激。心が動くと元気が出るね。ここで休憩しようかと思っていたけど、もう少し歩こう!と歩き始めます。
Puente la Reinaを出てしばらく行くと、腹時計が動き出します。きっかり12時。私の腹時計、しっかりスペイン時間に対応しております。道端に座って、昨日の晩ごはんの残りをいただきます。(定食が多くて食べきれないからタッパーに詰めて持ち歩いているのです) すると、昨日の晩ごはんで一緒だったオランダ人夫婦が登場。短い挨拶をして「またね」と見送ります。お腹がいっぱいになると、次はコーヒーが飲みたくなる。次の村ではBarに行くぞ!そしてトイレに行くぞ!と決意して入村するも、Barに出会うことなく村の出口が見えてきた。そんなに小さな村でもないし無いはずは無い。そう思って引き返すと、作業をしていたお兄さんが「巡礼路はそっちじゃないぞ」と声を掛けてくれます。Barの場所を教えてもらって歩いていると、今度はおじいちゃんが「巡礼路はこっちじゃないぞ」と声を掛けてくれます。「私、カフェ・コン・レチェが飲みたくって」とBarを指差すと、「そうか、そうか」とおじいちゃんも一緒にBarへ。おじいちゃんは真昼間から白ワイン。スペインだねぇ。トイレに行くついでにお支払いをしようとすると、なんと、すでにおじいちゃんからいただいていると言う。おじいちゃん、カッコよすぎ!Barを出て、教会をくるっと一周してから村を出ようとするとまたおじいちゃんに会えました。今度は村の出口まで送ってくれます。その途中、何人かの村人とすれ違うのですが、おじいちゃんはみんなに挨拶「また土曜日にね」。土曜日にはお祭りがあるんだって。おじいちゃんのおかげでこの村はすごくいい村だ。
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おじいちゃんのおかげで元気が出て、今日はここまで、と予定していた村を通り過ぎ次の村まで行くことにしました。そしたら、素敵な出会いが!入ったアルベルゲのカフェで4日目Zabaldicaで一緒だったポーランド人のBがお茶をしてた!嬉しい。また会えるなんて思ってなかったから。しかも、昨日はPuente la ReinaでNさんと一緒だったんだって。Nさんも近くにいる。また会えるといいな。
Bは頑張り屋さんだから今日はここで泊まらずにまだまだ歩くという。残念だけど、きっとこれで最後だね。気をつけて。
この村にはアルベルゲが向かい合って2件ありました。左のアルベルゲにはヨーロピアンらしき人がいっぱいいました。私は右のアルベルゲに入って、なかなかいい所だと思っているけど、あまりお客さんはいなくって、泊まった部屋には私とバスク出身のマイケル(推定19歳)の2人だけ、しかもマイケル、夜中に寝言を言うから、しかも英語で言うからビックリした。
晩ごはんはカタルーニャ出身のヨセフ(推定40歳)と2人きり。ヨセフは英語は話せなくて、しかもあんまりおしゃべりでもないから、少ないスペイン語でゆっくり会話。このほうが楽だな。
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by ashiichi | 2014-09-03 08:00 | カミーノ日記
Sanguesa → Uterga
2014年5月28日(水) 6日目
歩いた距離:17.4km 合計:86.8km

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朝から雨。8時過ぎのバスに乗ってPamplonaに戻り、バスターミナルからスタート。1時間ほど歩いたCizurmenorで朝ごはん休憩。スペイン語で「いくら?」と聞くと、おじさんは英語を話せないのか、私がスペイン語がわからないと思ったのか、何も言わずレジに「1.3」と入力。「ウノ・トレインタ?」と私がスペイン語で言うと、嬉しそうに「そうか、スペイン語がわかるのか。きっとサンティアゴに着く頃にはペラペラになってるぞ。」みたいなことを言ってくれました。嬉しいな。このBarで推定年齢48歳の韓国人夫婦に会いました。奥さんは韓国語しか話せず、旦那さんは私より少しできる程度の英語を話します。韓国人にも英語が話せない人がいるんだ…と、少し親近感を覚えます。
雨は降ったり止んだり、レインスーツはまだ脱げない。そこから1時間ほど歩くと本日の難関、峠越え。上り坂が続きます。上に行けば行くほど霧が出てきて視界がどんどん悪くなる。ヒイコラ、ヒイコラ上った先には、本日の見所、ぺルドン峠。
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楽しみしてたのに、眺望悪し。しかも雨も強くなって来た。Barで会った韓国人の旦那さんに写真をお願いしたらアングル最悪だし、なんてついてないんだろう。少しブルーな気分で下山開始。
次の村に着いたときには土砂降り!今日はここでストップ。Bar併設のアルベルゲにチェックイン。ここでもまた韓国人夫婦に会いました。彼らはここでお昼ご飯を食べてもう少し先に進むそう。「Buen camino!」この巡礼者の合言葉的な挨拶でお別れです。
そして晩ごはん、このアルベルゲでMenuという定食をお願いしたのですが、「好きなところに座って」とだけど、全てのテーブルには誰かが座っている…即ち、相席ということですね。数秒で判断し、目の前で食事をしている推定年齢こちらも48歳のご夫婦の席に座ることにしました。このご夫婦はオランダ人で旦那さんが2年前に一人で完歩。で、今回は奥さんも連れて9日間限定のカミーノをしているそう。今日はもう一つ先の村まで行こうかと思っていけど、この雨で奥さんが「もう歩きたくない!」って言ってここに泊まることにしたそう。その後、推定年齢25歳のフランス人の女の子も加わり4人でテーブルを囲みます。フランス人の女の子は巡礼路沿いの村に住んでいるらしく、小さい頃から巡礼者を毎日のように見てきて、いつか自分も歩こうと思っていたそう。なんとかそんな感じのことが理解できたけど、オランダ人もフランス人もペラペラ・スラスラ英語で話す。グローバルだなぁ。ジャパニーズは相槌打つのが精一杯です…情けない。
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by ashiichi | 2014-09-01 08:00 | カミーノ日記
Zabaldica → Sanguesa
2014年5月27日(火) 5日目
歩いた距離:9km 合計:69.4km

同室のポーランド人Bは今日も張り切って6時頃に出発。私たちはアルベルゲが用意してくれる朝食をいただいて8時に出発。カミーノ初の晴れた朝、初めて自分の影を見たような気がする。
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本日、最初の目的地はPamplona。5日前、バスに乗って出発した町に戻ります。少し、懐かしい気分。そして、ここでこの5日間一緒に歩いていたNさんとお別れです。Nさんはこのまま「フランス人の道」を歩き続け、私はここから「アラゴン人の道」に少し寄り道をします。目的地は、日本で一番有名な宣教師、フランシスコ・ザビエル様の生家、ハビエル城。13時Pamplona発のバスに乗ってSanguesaに14時前に到着。シエスタ(お昼寝)の時間に入ってしまったらしく、町には人影無し。
フランス人の道と違って巡礼者もあんまりいないし、黄色い矢印もあんまりない…早速不安。
なんとかアルベルゲを見つけて中に入ると、お留守番の女の子と少し酔っ払っているおじさんが一人。「まずいか?ここは…」と不安になりながらもこれからハビエル城に行かないといけないし、他にアルベルゲは見当たらなかったしチェックインをします。そして、必要なものだけを持って出発!目指すは8km先のハビエル城!
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シエスタ中だから観光案内所も開いてないから、地図もなく、道路標識を頼りに歩きます。なーんにも無い道路を一人でひたすら歩く。退屈だし、たまに不安になります。
この道であっているのか? 変な人が来て車で連れ去られたらどうしよう…とか。8kmなので片道2時間ほど。そのなかですれ違った人は3人。不安だから3人ともに「ハビエルはあっち?」と声を掛け、そのうち一人は巡礼者で、同じく不安なのか「サングエッサはあっち?」と聞き返していました。
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もう、本当にくじけそうになったところでお城に到着。早速、お城の中を見学。ザビエル様の一生をジオラマで展示してあるんだけど、人形劇っぽくってかわいいの。城の上から見た景色。きっとザビエル様もこの景色を見てたんだなぁ、と思うと、学生時代「ハゲ」とか言って馬鹿にしていたのを申し訳なく思ってしまう…。城持ちのお坊ちゃまだったなんて…。
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帰りももちろん歩かないといけないので、Javier滞在1時間ほどで帰路につきます。Sanguesa到着は21時頃。日没は22時頃なので、この時間でもまだ明るいのです。アルベルゲにつくと3人増えていて、おじさんは相変わらず酔っていて、みんなでお食事中でした。「あなたも食べる?」と声を掛けてくれたので、お言葉に甘えて具沢山スープをいただきました。あぁ、美味しい。
そこで、スペイン人のおばさんとフランス人のおばさんの会話を横で聞いていたんだけど、フランス語は全くわからないし、スペイン語は少ししかわからないのに、会話は100%理解できちゃった。どういうこと!? 内容は、「毎日こんなに歩いてるのに、毎晩食べて呑んでるから、ちっとも痩せやしない!」ってこと。
アルベルゲの就寝時間は22時なのでパパッとシャワーを浴びて、おやすみなさい。それにしてもよく歩いたね。ZabaldicaからPamplonaまですでに9km歩いてるのに、荷物が無いとはいえそこからさらに往復16km歩くなんて…。私、がんばったね。
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by ashiichi | 2014-08-30 08:00 | カミーノ日記
Roncesvalles → Zubiri
2014年5月25日(日) 3日目
歩いた距離:22.2km 合計:47.3km

昨日の後半の急な下り坂のおかげで筋肉痛。夜中、脚がだるくてよく眠れなかったよ。
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今日もお天気は優れず、今にも雨が降り出しそう。少し寒いこともあり、レインスーツを着て出発します。昨日、ピレネーの難関を越えたけれど、今日も山の中を歩きます。小さくアップダウンを繰り返し1時間ほどでBurgueteに到着。ここはヘミングウェイが滞在したことで有名なんだって。だけど、ヘミングウェイさんと私、まだかかわったことがないので軽くスルーしちゃいました。さらに1時間、牧草地帯を抜け森を歩いていると、先のほうで何人かが立ち往生していました。はい。本日最大の難関です。
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昨日の夜からの雨で道が寸断されていました。えぇー!!だけど、冒険ぽくってワクワクする!潔く靴と靴下を脱ぎ、ズボンを膝までまくって入水すると…冷たい!!!! そりゃそうだ。気温は10度前後しかないんだから。
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そこからさらに2時間くらい歩いて午後1時頃、ViskarretのBarで昼食を取ることに。すると、RoncesvallesとOrissonのアルベルゲで一緒だったブラジルのお姉さんと再会。年齢は私より少し年上かな?弟さんかお兄さんかわからないけど、きょうだいで歩いている2人。控えめで美人で、お近づきになりたいなぁと思っていたけど、結局、この日がお姉さんたちを見た最後でした。
その後、雹混じりの雨が降ってきて、天気は一気に下り坂。道もグジョグジョ、滑りやすくて危険!で、足もとを気にしながら必死に歩いてたら、荷物の重さも疲れもすっかり忘れちゃってた!午後3時ごろ、本日のアルベルゲに到着。
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シャワーと洗濯を済ませて食堂で明日のルートの確認をしていると近くに座るカナダのおじさんが「ガイドブックが同じだね」と少しおしゃべり。おじさんは義理の弟さんと一緒に歩いてるんだって。奥さんの兄弟と2人で旅行しちゃうくらい仲良しって、きっと奥さんとも仲良しなんだろうな。シエスタをしているNさんを残して、夕食のレストラン調査に出かけるとOrissonで一緒だったかたくななフランスおばさんたちを発見。手を振るとむこうもにっこり手を振ってくれる。かたくなさが抜けてきた感じ。少し嬉しくなります。
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by ashiichi | 2014-08-26 09:47 | カミーノ日記
Orisson → Roncesvalles
2014年5月24日(土) 2日目
歩いた距離:17.1km 合計:25.1km

早くも今日、スペインに入国することになるけど、ここはまだフランス。フランス語が飛び交っている。
朝ごはんの時にオスピタレイロさん(アルベルゲで働く人)に、フランス語の「おはよう、こんにちは、おやすみ」を教えてもらいました。フランス語ってホントに「ボンジュール」「メルシー」「アン・ドゥ・トロワ」くらいしか知らないよ。
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朝ごはんを済ませ、お昼のサンドイッチを手にし8時に出発。雨は降っていないものの 今日も天気は優れない…。昨日、自分がどのくらいヘナチョコかがわかったので、今日はNさんとミーティングポイントをいくつか決めて歩き始めます。だけど 優しいNさん、私ののんびりペースに合わせてくれます。今日の行程は標高を500m上げて500m下げるという、私にとってはスーパーアップダウン。くじけそうになりながらも、一歩一歩、少しでも前に進んでいればいつか辿り着く。と自分を励ましなんとか頂上に到着。
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昨日、巡礼事務所で「頂上を過ぎた後、コッチに行くと危険なので迂回するように」との旨が書かれた日本語の説明書きをもらっていたのに、その日本語が全く理解できず、結局「コッチ」の危ない方に行ってしまった。確かに、滑りやすそうな急な下り坂が続いていたので雨が降っていたら本当に危険そう。幸い今日は曇り、1回滑っただけで済みました。
25kmなんて距離、今まで歩いた覚えはないから、いったいどのくらいかかるのか検討もつかなかったけど、歩き始めて6時間、午後2時ごろにアルベルゲに到着。180人収容のアルベルゲ。刑務所みないたイメージを持っていたけど(刑務所、見たこと無いけど…)最近改装されたそうですっごく綺麗。刑務所と言うよりは、修学旅行みたい。洗濯室もあるし、綺麗なキッチンもある(だけど食材を買えるお店がこの村には無い)。
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毎晩行われる巡礼者のミサに参加し、腹ペコでレストランに行くと、なんと、予約をしないと食べられないとか!1時間後に予約を入れ 雨の中レストランに行くと、フランスおじさんたちと相席をするように促される。一人のおじさんが英語で色々とコミュニケーションをとってくれる。おじさんたちはどこだか忘れたけど、フランスの中の方からスタートして、もう1ヶ月ほど歩いている、先輩巡礼者でした。昨日あったフランスおばさんたちは、かたくなにフランス語しか話さないような感じだったけど、このおじさんたちはフランス語しか話せなくても、コミュニケーションを取ろうとしてくれているのが伝わってなんだか嬉しい。私のヘタクソな英語もそんな風に伝わってるといいな。
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by ashiichi | 2014-08-23 08:00 | カミーノ日記


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19カ国目 ボスニア・・・
20カ国目 マケドニア
21カ国目 ハンガリー
22カ国目 クロアチア
23カ国目 スロベニア
24カ国目 オーストリア
25カ国目 ポーランド
26カ国目 ウクライナ
27カ国目 スロバキア
28カ国目 フィンランド
29カ国目 エストニア
30カ国目 ラトビア
31カ国目 日本
32カ国目 タイ
33カ国目 マレーシア
34カ国目 インド
35カ国目 ネパール
36カ国目 ラオス
37カ国目 ミャンマー
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